日本工業規格として基準作成がすすめられ、2004年6月にJIS【X8341-3】として、制定された。


◎そもそも、JISってなぁに?


>>>JIS(日本工業規格)とは何か
JIS(日本工業規格)は、品質・性能等の基準を具体的に定めているJIS規格に製品が適合していることを示す表示である。
我が国の工業標準化の促進を目的とする工業標準化法(1949年)に基づいて制定される国家規格。
その対象は広く、すべての鉱工業製品に対して、形状・品質・性能・生産方法・試験方法などについて全国的に統一を図るために標準を定めている。
JISは2007年12月末現在:9939件が制定されている。


>>>標準化することのメリット
社会生活がスムーズに活動していく為に必要。
例えば、エアコン・冷蔵庫・電球・乾電池のサイズ等に利用されている。
他には、公共施設の非常口マークもその一つ。
標準化は品質の改善・向上、生産の合理化・能率の向上、互換性の確保などによる利便性の向上など、生産者や消費者へ大きなメリットがある。


◎製品規格以外のJIS
JISは製品の規格を定めたものが多いが、それ以外に様々な分野での標準化がなされている。ウェブコンテンツJISも製品規格ではなく、ウェブ制作における指針を示した方式規格に相当する。


【JISには製品規格の他、方式規格や基本規格と呼ばれるものがある】

製品規格等形状・寸法、物理的性質、構成、化学的性質、能力、装備、外観、耐久性・信頼性、配置、騒音、保全性・安全性、成分、機能、その他
方式規格動作、手順、手法
基本規格計量単位、システム、状態、用語・言語、数列、分類、記号・符号、数値