吉村和敏写真展「Sense of Japan」


http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/s1/09103001.html
ハプスブルグの後に、写真家吉村和俊さんの
トークショーに行ってきました。


写真撮る方の生の声を始めて聞いたような気がしました。
20年間写真を撮ってきて、いま日本が面白い。
他のカメラマンが撮るようなものではない日本の風景を・・・
とのことで、テーマを決めて、撮るカメラも決めて、、、
などなど、わかりやすくお話をしてくださいました。


富士フィルムのカメラも展示されていたので
新しいのが欲しくなりました。

ここ数年、日本全国を旅し、人里の風景にカメラを向けている。
和風、洋風、ありとあらゆる物がごちゃまぜに存在する日本の風景は、
欧米の風景に比べ、統一感に欠けると言われている。
でも旅をはじめてすぐに、このユニークな共存こそが日本の「個性」だと思った。
多くの日本人が見落としている何気ない生活風景の中に、
この国ならではの色や形の美しさを発見し、大型(4×5)カメラと
カラーネガフィルムとの組み合わせによって1枚1枚丁寧に作品を生み出していった。
銀塩にしか出せない質感に拘り、プリントはマット系の印画紙を使用、
絵画を彷彿とさせる作品に仕上げている。
写真家・吉村和敏の日本をテーマにした最初の写真展。
写真集『Sense of Japan』(ノストロ・ボスコ刊)も同時出版する。 

Sense of Japan

Sense of Japan